こんにちは。matchanです。
Twitterで、「嫌い」ボタンが出来るかもしれないという噂が広がってて話題になっています。
今回は、「嫌い」ボタンは多分できないと思います、という話です。
「嫌い」ボタンの噂について
先日、新機能「フリート」が導入されていました。
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【Twitter】新機能「フリート」とは
Twitterが11/11より新機能「フリート(Fleets ...続きを見る
「嫌い」ボタンの噂のきっかけになったのはKayvon Beykpour氏のツイートだと思われます。
Kayvon Beykpour氏はTwitterのプロダクトリード(訳すと制作責任者でしょうか?)で、当該のツイートは、セキュリティ専門家Jackie Singh氏から以下の提案を受けています。
(フリートなどの)機能開発の代わりに、実際に起こっている以下の問題に優先して取り組んではいかがでしょうか。
- 組織的な不正な行為をすべて削除する
- 嫌がらせと通報に関するユーザーエクスペリエンスの向上
- 嫌い(dislike)ボタンまたは反対票機能(downvote)の追加
- ユーザーに害を及ぼす偽情報への対応
それに対し、Beykpour氏はリプライでこう述べています。
(上記の)1、2、4は文字通り何年も前から私たちの最優先事項であり、私たちは多くの進歩を遂げましたが、まだやるべきことがたくさんあります。
他の問題も解決することが重要だと感じています。3.に関しては、我々が今まさに模索していることです。
ここで、嫌い(dislike)ボタンまたは反対票機能(downvote)の追加について「今模索中である」と述べているわけです。
他ユーザの「嫌いボタンや反対票機能は100%悪用され、悪用を許可せずに実装する方法を想像できないため反対だ」という意見に対し同氏は、
はい、しかしそれはいいね/リツイート/ツイートを含むどんな機能にも当てはまります。
難しいけど重要なことは、前向きな行動に報い、有害な行動をやめさせるインセンティブのバランスを見つけることです。
今よりも良いものができると思います。
具体的に反対票機能が解決策になるわけではありません(1つの選択肢です)。我々は他のインセンティブ/デインセンティブも検討しています。
ということで、「嫌い」ボタンや反対票機能の追加するのはどうかという意見に「模索中である」と述べているだけであり「実装するつもりである」といったニュアンスは読み取れないように思います。
しかも、多数の人がツッコんでいましたが、「嫌い」ボタンを追加するメリットよりデメリットのほうが上回る気がするんですよね。(もしかしたら討論や議論の場など、反論や反対する意味で「嫌い」ボタンを使用する使い方はあるのかもしれませんが・・・)
近頃はネットによる誹謗中傷の問題が話題になったりしています。「嫌い」ボタンを押した人に対する非難や誹謗中傷など、ネットいじめを誘発する要因になり得ます。
ということで、私の意見としては
- 「嫌い」ボタンを追加するということは多分ない。
- 皆さんちょっと騒ぎすぎでは・・・?
皆さんは、どう思いますでしょうか?