こんにちは。matchanです。
お世話になりました、Ineternet Explorer・・・
いよいよ2022/6/16にInternet Explorer 11(以下、IE)のサポートが終了します。
IEがサポート終了するとどうなる?
IEは最新バージョンが11となっておりそれ以前のバージョンはすでにサポートが終了していますが、先述の通りバージョン11も2022/6/15(日本時間2022/6/16)でサポートが終了します。
IE11 デスクトップ アプリケーションが 2022 年 6 月 15 日にサポートを終了した際、どのプラットフォームが影響を受けますか?
この発表の対象 (サポート終了) となるのは次のとおりです。
- 半期チャネル (SAC) で配信される Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーション:
- Windows 10 クライアント SKU (Version 20H2 以降)
- Windows 10 IoT (Version 20H2 以降)
この発表の対象外 (影響なし) となるのは次のとおりです。
Microsoft Edge の Internet Explorer モード
- WebOC を含む Internet Explorer プラットフォーム (MSHTML/Trident)
- 以下で動作する Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーション:
- Windows 8.1
- Windows 7 ESU
- Windows Server SAC (全バージョン)
- Windows 10 IoT LTSC (全バージョン)
- Windows Server LTSC (全バージョン)
- Windows 10 クライアント LTSC (全バージョン)
Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了 – 発表に関連する FAQ のアップデート より
SACやらSKUなど聞きなれないアルファベットが並んでいますが、「個人で利用する一般のWindows10で使われているデスクトップ版のIE」と考えて差し支えないです。
MicrosoftはIEの後継ブラウザとしてMicrosoft Edge(以下Edge)の利用を推奨しており、IEを使っていてもEdgeへの移行を促すメッセージが表示されるのを見たことがある方も多いと思います。
サポートが終了すると、IEを開こうとしてもEdgeが開くように制御されるため、IEを使うことができなくなります。
Windows11では?
Windows11ではIEはすでに使えなくなっています。
IEを立ち上げようとしてもEdgeが起動するようになっているため、2022/6/16以前でもWindows10→Windows11へアップグレードするとIEが使えなくなってしまいます。
EdgeでIE向けページを見るための「IEモード」
IEのサポートが終了するといっても一般の方はあまり心配する必要はないでしょう。後継ブラウザとして用意されているEdgeをはじめGoogle ChromeやFirefoxなど、他のブラウザを使えばいいだけです。
しかし中にはIEでしか表示できないサイトもあり、IEのサポート終了後は必然的に見ることが出来なくなってしまいます。根本的にはサイトが他のブラウザで表示できるように改善するしかないのですが、どうしても表示できないと困る!という場合もあるでしょう。
そこで、EdgeにはInternet Explorer モード(IEモード)というIE互換モードが用意されており、これによりIE向けページを見ることができます。
EdgeでIEモードを使うための設定は以下の通りです。
- Edgeを開き、画面右上の「…」をクリックし「設定」をクリック。
- 画面左側の「既定のブラウザー」をクリックし「Internet Explorer モードでサイトの再読み込みを許可」を許可にする。
- Edgeを再起動する。
画面右上の「...」をクリックし「Internet Explorer モードで再読み込みする」をクリックすると、IEモードで表示されます。
IEモードで開くとこんな感じで「IEモードで開いているよ」と分かる表示が。
まとめ
まとめ
- Windows10ではIEのサポートは日本時間2022/6/16で終了。以降はIEは使えなくなる。
- Windows11ではすでにIEは使えない。
- EdgeにはIE向け(IEでしか表示できない)ページを表示する「IEモード」が用意されている。
以上、参考になれば幸いです。