こんにちは。matchanです。
ふるさと納税で寄附する際、確定申告をしなくてよいワンストップ特例制度。申請をする上で必要書類を添付して郵送しなければならず、手間と時間がかかります。
しかし、自治体によっては「IAM」というアプリを使ってオンラインでワンストップ申請を行うことができます。
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ふるさと納税 ワンストップ特例申請はスマホで完結|公的個人認証アプリIAM<アイアム>」
公的個人認証アプリ「IAM(アイアム)」の紹介ページです。
iam-jpki.jp
- 「IAM」とは?対応している自治体は?
- 「IAM」を使ったワンストップ特例申請のやり方
について紹介していきます。
IAM(アイアム)とは
IAMは、マイナンバーカードを使った本人確認や電子署名ができる公的個人認証アプリです。
ワンストップ特例制度のオンライン申請はmotiONE(モーション)というワンストップ特例申請システムが担いますが、申請の中でIAMアプリを使った本人認証を行う流れになります。
事前準備
IAMによる申請を行うにはいくつか準備が必要です。
必要なもの
- 申請対象の自治体がIAMでの申請に対応しているか確認
- マイナンバーカード
- マイナンバーカードの券面事項入力補助用暗証番号(数字4桁)
- マイナンバーカードの署名用電子証明書暗証番号(英数字6桁~16桁)
- マイナンバーカード読み取り可能なスマートフォン
- IAMアプリ
- QRコード付きのワンストップ特例申請書
申請対象の自治体がIAMでの申請に対応しているか確認
自治体がIAMでの申請に対応している必要があります。寄附予定の自治体が対応しているか、以下のページで確認できます。
>> オンラインワンストップ対応自治体一覧 | 自治体マイページ
マイナンバーカード
マイナンバーカードがないと始まりません。通知カードではダメなので注意。
また、マイナンバーカードを作成する際に自分で設定した以下の番号も必要になりますので準備しておきましょう。
- マイナンバーカードの券面事項入力補助用暗証番号(数字4桁)
- マイナンバーカードの署名用電子証明書暗証番号(英数字6桁~16桁)
マイナンバーカードを読み取り可能なスマートフォン
申請の中でマイナンバーカードをスマホで読み取る必要があるため、カードが読み取れるスマホを使う必要があります。以下のページで確認できます。
IAMアプリ
事前にアプリをインストールしておきます。iOS/Androidともに利用可能です。
IAM<アイアム>
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QRコード付きのワンストップ特例申請書
IAMでの申請に対応している自治体に寄附をすると、申請用のQRコードが載った申請書が送られるはずです(メールなのか郵送なのかは自治体によって異なります)。
もしQRコードが見つからない場合は寄附した自治体に問い合わせてみましょう。
申請方法
もしかしたら自治体によって画面が異なるかもしれませんが、大体の流れは一緒なはずです。画像はiOS版です。
- 「同意して利用開始する」をタップ。
- 画面下のQRコードのマークをタップ。
- 自治体から送られている申請用のQRコードを映す。
- 「「個人番号カード」をお持ちの方」をタップ。
- アプリをインストールしていない場合はインストールして「IAMを利用した申請を行う」をタップ。
- 表示されている自治体を確認して「次へ」をタップ。
- 寄附年月日、寄附金額を確認し、下へスクロール。
- 以下を確認してチェックを入れて「次へ」をタップ。
- 「地方税法附則第7条第1項(第8項)に規定する申告特例対象寄附者である」→ふるさと納税以外で所得税や住民税の申告を行う必要がない場合
- 「地方税法附則第7条第2項(第9項)に規定する申告特例対象寄附者である」→その年にふるさと納税をする自治体の数が5以下の場合
- 表示されている申請者の情報が合っているか確認して「次へ」をタップ。
- 表示されている内容が合っているか確認、チェックを2か所入れて「申請する」をタップ。
- マイナンバーカードの以下暗証番号を入力して「次へ」をタップ。
- 面事項入力補助用暗証番号(数字4桁)
- 署名用電子証明書暗証番号(英数字6桁~16桁)
- 「カードを読み取る」をタップしてマイナンバーカードをスマホで読み取る。
- 申請処理が終了すると以下の画面が表示される。メールアドレス宛に申請完了の通知メールが届くことを確認。
申請は以上になります。申請書の郵送の必要はありません。
まとめ
ポイント
- 「IAM(アイアム)」は本人確認や電子署名が出来るアプリ。
- ワンストップ特例申請はmotiONEというシステムで行い、IAMは途中の本人確認で使われている。
- 自治体がIAMによる申請に対応している必要がある。
- マイナンバーカード、読み取り用スマホ、申請用QRコードが必要。
以上、参考になれば幸いです。