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USBの次世代規格「USB4」とは

2020-11-06

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アイキャッチ用USBケーブル

matchan

しがない会社員。 自分への備忘録や記録、少しでもプラスになる情報を発信できたらと思います。

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こんにちは。matchanです。

私たちが普段使っているUSB規格は主にUSB2やUSB3ですが、USBの次世代規格として「USB4」が2019年に発表されています。

その特徴についてまとめてみました。

おさらい:USBとは

USBはPCと周辺機器を接続するための規格です。データ転送のほか、充電にも使うことができます。

現在市場に出回っているUSBは主に「USB2.0」「USB3.2」という規格で、普段使っているUSBメモリやUSBマウスなどのUSB製品はたいていこれらの規格に準拠したものになっています。

USB4の特徴

USB4の特徴は以下となります。

最大速度はUSB3.2の2倍

USB4では最大速度が40Gbps現時点で最大20Gbpsを出せるUSB3.2の2倍となっています。

端子はType-Cのみ

USB 3.x以前ではType-AやType-Cの端子がありましたが、USB4ではType-Cのみの予定となっています。

先述の最大速度40Gbpsを実現するため信号ラインが2つ必要となるのですが、Type-A端子だと信号ラインが1つ分しかないためのようです。

Thunderbolt 3を踏襲

USB4は、高速通信規格Thunderbolt 3」を踏襲しています。

そのため、映像(DisplayPort)PCIeといった信号の転送、電力供給(最大100W)にも対応しています。

USB2.0/USB3.x/Thunderbolt 3と下位互換性あり

下位互換性があるため、USB2.0/USB3.x/Thunderbolt 3対応の機器にも使用することができます

ただしType-CのためType-A端子に接続するには変換アダプタが必要、また当然ではありますがUSB4本来のパフォーマンスは発揮されません。

USB4対応製品って出てるの?

2019年にその仕様が発表されたUSB4ですが、現時点で対応している製品は出ているのでしょうか。

USB4対応のType-Cケーブル(USB4-CC5P08)が、10月中旬よりエレコムから発売されています。

しかし、USB4対応製品が出るのはまだ数年後になると思われます。

最後に

USBについてはいろいろとややこしくなっているから、頭の整理を兼ねて、まとめた記事を作りたいなあ。

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