こんにちは。matchanです。
Webブラウザ「Microsoft Edge」を起動していないにも関わらず、Edgeのプロセス「msdege.exe」が複数立ち上がっていることがあるようです。
今回はそのお話。
きっかけ:Edgeを起動していないのに「終了する必要があります」
きっかけはCCleanerを使っていたときのこと。
Edgeのプロセスが生きていると怒られました。がEdgeを起動した覚えはないし、立ち上がっていません。
そこでタスクマネージャーを見てみると
Edgeのプロセス「msedge.exe」がたくさん立ち上がっている・・・。ちなみに「アプリ」タブのほうにはEdgeはいませんでした。
ちなみに端末の環境は以下。
- Windows11 Pro 21H1
- 普段はGoogle Chromeを使用
- 基本Edgeは使用していない
- Edgeのバージョン:97.0.1072.76
Edgeを起動していないのにプロセスが生きているのが少し気持ち悪いので、調べてみました。
原因はEdgeのスタートアップブースト
原因はEdgeの新機能「スタートアップブースト」です。
スタートアップ ブーストにより、最小限のプロセスでブラウザーがバックグラウンドで動作し続けるので、起動Microsoft Edgeすぐに開始できます。
Microsoft サポート - スタートアップブーストとは
バージョン88以降に実装されており、プロセスが常にバックグラウンドで動作し続けることで、Edgeを素早く起動できるようにする機能です。
Edgeユーザであればありがたい機能かもしれないですが、現時点では特にEdgeを多用しないしメモリも消費するので、設定で切っておくことにしました。
スタートアップブーストの有効/無効 設定手順
というわけで、以下の手順で設定を切り替えます。
- Edgeのアドレスバーに『edge://settings/system』と入力してEnter。
- 「システムとパフォーマンス」の「スタートアップ ブースト」から有効/無効を設定する。
オンになっていたので設定をオフにしたら、「msedge.exe」がなくなりました。Windowsを再起動してもmsedge.exeはありません。
別のWindows 10端末ではオフになっていたので、アップデートの際必ずオンになっているわけではなさそうです。
まとめ
ポイント
- Microsoft Edgeを起動していないのにプロセス「msedge.exe」が立ち上がっていることがある。
- 原因はEdgeの機能「スタートアップブースト」。
- 設定でオフにすればmsedge.exeはいなくなる。
以上、参考になれば幸いです。