こんにちは。matchanです。
Windows 10のノートPCを使用しているのですが、妙な現象が発生したので備忘録として残しておくことにしました。
現象:シャットダウンした後に電源ランプが消えない
今回起こった現象はこちら。
- PCのシャットダウン時、シャットダウンが終了し画面が真っ暗になったにもかかわらず、電源が切れない。
- 「シャットダウンしています・・・」表示が消え、HDD(ハードディスク)のアクセスランプも画面も消えたのに電源ランプがいつまで経っても消えない。
なにが起こっているんだ・・・
対処法
HDDのアクセスランプがついている場合はバックグラウンドで処理(Windows Updateなど)が走っている可能性があるため、しばらく待ってみます。
上記のようにHDDのアクセスランプが消えない場合、原因は「高速スタートアップ」によるものの可能性が高いと思われます。
高速スタートアップとはWindows 8以降に搭載されている機能で、シャットダウンする前にシステムの状態を保存しておき、次回PC起動時に保存した情報を読み込むことで、PCの起動を高速化するというものです。
確かにPCの起動は早くなるのですが、高速スタートアップが原因による不具合もちらほらあるのです。
今回の現象もその不具合の1つなんじゃないかあ、、、と。
【対処法1】「シャットダウン」ではなく「再起動」を試す ※一時的に無効にする
まずはPCを終了するとき「シャットダウン」ではなく「再起動」を試してみます。
高速スタートアップはシャットダウンした際に動く機能なので、再起動を選んだ場合は高速スタートアップの処理が行われません。
「Shift」キーを押しながらシャットダウンを選択しても高速スタートアップの処理が行われません。
【対処法2】「高速スタートアップ」を無効にする ※常に無効にする
高速スタートアップの機能を無効化してしまいます。
- Windowsの「スタート」ボタンを右クリックし、「電源オプション」をクリック。
- 設定画面の右側「電源の追加設定」をクリック。
- 電源オプション画面の左側「電源ボタンの動作の選択」をクリック。
- システム設定画面の「現在利用できない設定を変更します」をクリック。
- システム設定画面の「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外し、「変更の保存」をクリック。
まとめ
ポイント
- シャットダウンしたにもかかわらず電源が切れないときは高速スタートアップが原因の可能性がある。
- 高速スタートアップが働くのは「シャットダウン」したとき。「再起動」したときは働かない。
- 高速スタートアップは不具合を引き起こすことも多いため、機能を無効にしてもよい。
以上、参考になれば幸いです。