こんにちは。matchanです。
普段使っているAirPods Pro。このたび2回目の水没をさせてしまいました。
自分への戒めを兼ねて、くれぐれも気をつけましょうねというお話です。
AirPodsシリーズは「防水性」はない
AirPodsシリーズは基本的には「耐水・耐汗性」はあるけど「防水・防汗性」はありません。各種充電ケースも同様です。水が少しかかる程度ならいいけど水没させるのはアウトだよということです。
Appleのサポートページにも「防水・防汗仕様ではない」とあります。
機種 | 耐水・耐汗性 | 防水・防汗性 |
AirPods(第1、2世代) | × | × |
AirPods(第1、2世代)充電ケース | × | × |
AirPods Pro(第1、2世代) | 〇 | × |
AirPods Pro(第1世代)充電ケース、ワイヤレス充電ケース | × | × |
AirPods Pro(第2世代)充電ケース、ワイヤレス充電ケース | 〇 | × |
AirPods(第3世代) | 〇 | × |
AirPods(第3世代)MagSafe充電ケース、Lightning充電ケース | 〇 | × |
私のように、水没させる可能性がある場所では使わないことをオススメします。
水没させた経緯
1回目に水没させたのは宿泊先のとあるホテルでのことです。
AirPods Proをつけて音楽を聴きながら寝落ちしてしまい・・・トイレに行きたくなり半分寝ぼけた状態でトイレへ。用を済ませ、水を流した後に耳のあたりから何かがポロっと便器の中に落ちていきました。
なんだと思っているうちに、イヤホンをつけたまま寝落ちしたことを思い出します。もしやと思い便器の奥をのぞき込むと・・・やはりAirPods Proでした。
慌てて便器に手を突っ込み、AirPods Proを慎重に救出。寝ぼけたまま流していたら完全アウトでした。
2回目は音楽を聴きながらお風呂の掃除をしているときです。
AirPods Proがポロっと耳から滑るようにこぼれ落ち、排水溝の水の中へ。これも慌てて手を突っ込み救出しました。
水没させてしまったら
水没したAirPods Proを目の当たりにして一瞬頭が真っ白になりますが、落ち着いて以下のことを行いました。
基本的には通電させずにひたすら乾燥させます。
- Bluetoothの接続を切る。
- イヤーパッドを取って洗う。
- 2回とも水没させた場所が場所なため、衛生面を考えて洗いました。
- もちろんこれも故障を助長する行為なので自己責任で。
- ひたすら乾燥。
- ひたすら乾燥。イヤホン内部に入り込んでしまった水分はそんな早くに落ちません。イヤーパッドを外したまま1.5日間ほど放置しました。
- 米櫃に入れたり、乾燥材と一緒にしておくなどすればより乾燥効率は良いと思います。
動作するかどうか気になる気持ちは分かりますが・・・。乾燥しないまま充電ケースに入れるなどの通電を行うと、内部でショートが起こり最悪AirPodsが完全にお釈迦になってしまう恐れもあるので注意します。
動作確認:2回目の水没で半分故障
十分にAirPods Proの乾燥をさせたら、動作確認していきます。
- AirPods Proを充電ケースに入れ、
- 充電ケースとiPhoneを近づけた状態でケースの蓋を開ける。
- iPhoneがAirPods Proを認識するか確認
- Bluetooth接続し、音声が流れるか確認する。
- 音量は今までどうり出るか
- ピーッなどの異音がしないか
- ノイズキャンセリング、外部音取り込みなどでも確認する。
1回目の水没では特に問題なく復活してくれました。・・・が、2回目の水没では悲劇が。ノイズキャンセリング・外部音取り込み機能を使うと左耳側のイヤホンから「ゴーッ」という音が。
リセットも試してみましたがダメでした・・・。おそらくノイズキャンセリング用に機能するマイク周りが水損でやられたのかなと。
私のように何か異音が混じってしまうようなら、修理に出さないと完全復活は厳しいレベルかと思われます。
復活しない場合はAppleに修理手配
これでダメなら故障の可能性が高いので、Appleに修理手配したほうがいいでしょう。修理費用はAppleCare+に加入しているかで変わってきます。
AppleCare+ 非加入 | AppleCare+ 加入 | ||
バッテリー交換 | ¥0 | ¥7,500 | |
紛失 | AirPods | ¥10,800 | |
AirPods Pro | ¥14,400 | ||
その他 | AirPods | ¥10,800 | ¥3,700 |
AirPods Pro | ¥14,400 | ¥3,700 |
水没の場合は一番下の「その他」に当てはまります。AppleCare+加入の場合、¥3,700で修理対応(交換)してくれます。
自分の場合AppleCare+に加入してないというのと、ノイズキャンセリングを使わなければ特に問題なく聴けるレベルなので諦めてこのまま使い続けようと思います。
まとめ
ポイント
- AirPodsシリーズは「耐水性」はあるが「防水性」はない。水没させてしまうのは危険。
- 万が一水没させた場合、充電させずにひたすら乾燥させる。十分に乾燥するまで絶対に(充電するなど)通電させない。
- 乾燥させても認識しなかったり、聴くと異音が出るなどの症状が出る場合は修理するしかないかと・・・・。
以上、参考になれば幸いです。くれぐれも気を付けましょう・・・。